インターネットビジネスの世界は日々進歩しています。
ビジネスのライフサイクル(導入期→成長期→成熟期→ 衰退期)を見極めて取り組まないといけません。

新たに導入期を迎えたビジネスは、過去のビジネスモデルの更新版といういか「焼き直し」であることが多いものです。
したがって、インターネットビジネスの歴史や変遷を知っておくことは、インターネットビジネスで稼ぐために大きな価値があります。

よく「歴史は繰り返す」と言われます。
しかし、機器の性能は進歩していますし、世の中の環境は常に変化しています。
つまり、全く同じように繰り返されることは無いでしょう。

過去の話を深堀して学ぶことに大した意味はありません。
しかし、現在成長期に入っているビジネスには、既に衰退期を終え終焉を迎えたビジネスから得られるヒントがたくさんあります。
サラッとで構わないので確認しておいて下さい。

パソコンの普及

パソコン自体は1970年代後半から存在していましたが、当時のパソコンはキーボードを使ってコマンド入力する必要があるなど操作が面倒で、プログラミングの知識も必要だったことから大衆向けではありませんでした。
1980年代に入ると、Apple社がマウスを使った操作ができるGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)を採用したり、IBMが開発したMS-DOSがメーカーの垣根を越えてパソコンのOSに採用されるなど、パソコンが一般の人にとって分かりやすいものになってきました。

1995年にMicrosoft社が開発したOSのWindows95が発売されると、初心者でも簡単に扱えるように細部まで改善されていたこともあって、職場や一般家庭へのパソコン普及が一気に進みました。

1998年に発売されたWindows98はもっと衝撃的で、インターネットを身近なものにしてくれました。
ちなみに、筆者が初めて買ったパソコンもWindows98でした。

Microsoft社は、その後も新しいバージョンのOSを発表し、現在に至っています。

通信回線の進化

通信回線の進化は、インターネットビジネスの変遷と密接に結びついています。
通信速度が速くなると1秒間に送ることが出来る情報量が増えます。
その結果、例えばテキストの送受信で手一杯だったものが、鮮明な動画を送受信できるようになりました。
また、常時接続が当たり前になると手軽にインターネットにアクセスすることができるようになり、紙媒体の広告よりインターネット広告の方が重宝されるようになってきました。

インターネットビジネスに取り組むのでしたら、通信回線の進化についても押さえておいてください。

ダイヤルアップ接続

固定電話の回線を使ったアナログ接続で通信速度は最大56kbpsでした。
パケット量に対する課金ではなく、接続時間に応じた課金システムだったので、NTTから毎月送られてくる請求書にビクビクしていたものです。
また、インターネットに接続している間は電話が使えないという不便がありました。

ISDN

1本の電話回線を2本に分岐させたデジタル回線で、通信速度は最大64kbpsでした。
まだまだ通信速度は遅く、送受信できる画像も粗いものばかりでしたが、電話とインターネットが同時に使用できるという点では助かったものです。
筆者がインターネットビジネスを始めたのも電話回線をISDNに切り替えてからです。

携帯電話

携帯電話でもインターネット接続ができるようになりました。
しかし、通信速度が異常に遅かったことを筆者は覚えています。
また、固定電話は通信時間に応じた課金システムでしたが、携帯電話はパケット量に応じた課金システムだったので、携帯電話を使って安易にウェブサイトを閲覧したり、携帯ゲームで遊んでいると恐ろしい金額が請求され、一時は社会問題にもなりました。

ADSL

2000年代に入ってNTTからADSLというサービスが始まりました。
ADSLを導入すると、電話での通話もできるうえに、インターネットの常時接続が可能になりました。
ADSLはアナログ回線でありながら、通信速度は格段に速くなりました。
単位が「kbps」から「Mbps」で表示されるくらいですから1000倍になったといったらイメージできるかもしれません。
とはいえ50Mbps程度です。
大きなデータの送受信は厳しかったものの、YouTubeを普通に視聴するぐらいはできました。
インターネットビジネスが盛んになったのもこの頃です。

光ファイバー、スマートホン

超高速通信が可能となり、通信速度の単位も「Mbps」から「Gbps」になりました。
ウェブサイトを閲覧するだけではなく動画を視聴するという、新しい概念が登場しました。

インターネットビジネスの一環として提供されているコンテンツも、従来のPDFや動画ファイルをダウンロードする方法に加え、パソコンやスマートホンから直接閲覧したり視聴する方法が登場しました。

インターネットビジネスの種類

ビジネスとは、顧客にモノやサービスを提供して、その対価を得る行為です。
このことは、インターネットビジネスもリアルビジネスも同じです。
インターネットビジネスだからと言って、特殊なことをしているわけではありません。
筆者が実際に取り組んできたビジネスについてまとめてみました。

Yahoo!オークション

筆者が最初に取り組んだインターネットビジネスもYahoo!オークション(ヤフオク)です。

最初は自宅や実家に眠っているものを出品していましたが、それだけでは商品が底をつくのは明らかです。
そこで、粗大ごみや資源ごみの日に近所を回り、「中古で売れそうなもの」を集めてきました。

持ち帰って綺麗に掃除をして、電化製品に関しては通電するなど動作の確認をして出品しました。
その際に使用したデジカメはヤフオクで安価に落札したものです。
非常に低スペックなものでしたが、当時のパソコンはメモリの容量が標準で32MBという今では考えられないほど低かったので、高画質の写真は必要ありませんでした。

また、通信回線も、通信速度が56kbps固定電話のダイヤルアップ接続が一般的で、デジタル回線のISDNを契約しても64kbpsが限界でした。
したがって、高画質の写真を貼っても意味がないばかりか、逆に表示が遅い画像は敬遠されていました。
つまり、写真を送る際は、いかに容量を下げるかがポイントだった時代です。

出品した商品はほぼ完売しました。
目安としていたのはウォッチリストです。
ウォッチリストの登録者が10人以上いて売れなかった商品はありません。

オークション終了時刻を、週末の20時~22に絞って設定したのも良かったのと思います。

これだけで毎週15点は売れましたので、毎週2万円から5万円の売上にはなりました。
ヤフオクの場合、送料は落札者負担が原則だったので、手数料を差し引いても小遣い銭程度にはなっていたわけです。

中古本のせどり

「せどり」というのは転売のことです。
古本屋さんの店頭に山積みされている安価な本をヤフオクやAmazonマーケットプレイスに出品して差益を得る方法です。

これは実に大勢に人が取り組んでいて、Bookoffには価格相場を調べるために携帯電話を片手に店内を徘徊する人が毎日のように押しかけていたものです。

専門書や趣味の本など、特定の分野に特化したマニアックな本はリアル店舗では売れにくいものですが、インターネットの世界では高値で取引されやすく、収益性が高い分野でした。

筆者も2002年2003年頃に取り組んでみた時期がありますが、手間がかかる割には費用対効果が悪いのですぐに辞めました。

まず在庫の管理が大変でした。
迅速に発送するためには、在庫は全てナンバリングしてリスト化しておく必要があります。
また、毎日のように書店巡りをして仕入れをするわけですから、在庫はどんどん増えていきます。
それなりの保管場所が必要になってくるわけです。
当然、仕入れの資金も必要で、売れるまではお金が入ってくることはありません。

しかし、リアル店舗を構えていて、すでに在庫を抱えている書店にとっては有難いビジネスモデルです。
現在でも行われているビジネスモデルではありますが、素人が今から参入するビジネスではありません。

家電・パソコン部品等のせどり

同じく2002~2003年頃から家電量販店のワゴンセールに並んでいる商品を買ってきて転売するビジネスが流行しました。
マウス、ケーブルなどの小物がメインでしたが、100円~300円で仕入れた商品をヤフオクに出品する方法です。
価格は1円スタートで即決価格を家電量販店の通常販売価格に設定すると損をすることはありませんでした。

しかし、中国製品の輸入が簡単になったことと、AmazonのFBAを利用すると商品管理から発送や返品の対応まで、ほとんどの作業を任せられるので、家電量販店での仕入れは非効率になってきました。
今では、「アリババ」や「タオババ」など、中国のECサイトから中国製商品を仕入れて、そのままAmazonのFBAに送ってもらい、在庫とお金の確認だけをするという方法が主流になってきました。

AmazonのFBAを利用するとAmazonプライムの対象商品となって、送料は無料ですし早く届くことから、近年急増したプライム会員にどんどん購入してもらえます

ただ、価格競争に巻き込まれますし、いつまでも売れないでいるとFBAの保管料も馬鹿にならないので、しっかりとした計画をもって仕入れる必要があります。

液晶画面の破損したパソコンや動作しないオーディオ機器など、いわゆるジャンク品は、現在でも部品取りの対象として商品になります。
これらは、東京の秋葉原、大阪では日本橋の電気街で仕入れるだけではなく、地方の電気屋さんでも下取りしたテレビなどをタダ同然で入手することが可能です。
しかし、在庫の保管場所が必要なので、リサイクルショップが副業的に行っているのが実情です。

ブログアフィリエイト/サイトアフィリエイト

「ブログアフィリエイト」は、ブログの記事に広告を貼って、その広告にアクセスした人が商品を購入すると報酬が得られるビジネスモデルです。

ブログではなく、ホームページを使ってアフィリエイトをする方法を「サイトアフィリエイト」といいます。

どちらも似たようなもので、あえて違いをあげるとすれば、記事を追加するか、内容を更新するかぐらいのものです。

当時はホームページより頻繁に記事が追加されるブログの方が検索エンジンで上位表示されるということで、ブログアフィリエイトの方が流行りました。

また、無料のブログサービスがたくさんあり、芸能人もブログを開設するのが当たり前みたいな風潮があったことから、一般人の間でもブログが流行りました。

そして、無料ブログであっても読者が増えれば、それなりのアフィリエイト収益が得られたものです。

しかし、現在は無料ブログで稼ぐことは難しいです。
まず、無料ブログは検索エンジンで上位表示されません。
したがって、ブログに読者を誘導するには、ブログとは別にサイト(ホームページ)を作って、そこから引っ張ってくるしかありません。
ところが、このサイトも独自ドメインでないと簡単には上位表示されなくなりました。

つまり、無料でアフィリエイトをすることが非常に難しくなってきたといえます。

とはいえ、アフィリエイト自体が終わったわけではありません。
独自ドメインを取得して、「価値ある情報」を発信していれば必ずアクセスはあります。
人が集まれば必ずモノは売れます。

筆者も2005年頃から2~3年間は真面目にブログアフィリエイトをやっていましたが、他の方法で十分な収入が得られるようになったので、手間のかかるブログアフィリエイトやサイトアフィリエイトは放置してしまいました。
それでも数年間は売上があったものです。

メルマガアフィリエイト

アフィリエイトの中で最も収益性が高いのがメルマガアフィリエイトです。
なぜなら、メルマガは不特定多数に発信するものではなく、自らの意志で登録した人に配信する情報だからです。
完読してもらえるとは限りませんが、よほどの駄文を配信しない限り「そこそこ」読んでもらえます。
そして記事に関連する商品を紹介するわけですから効率が良いわけです。
また定期的に配信することで読者からも信頼されるのでしょう。
高額商品が売れていました。

しかし、このメルマガアフィリエイトもSNSの台頭で終焉を迎えました。
筆者も2010年頃までは複数のメルマガを発行していました。

コンテンツ販売

インターネットビジネスの中で現在主流となっているコンテンツ販売ですが、その歴史はかなり長く、2000年には既に行われていました。
ただ当時はパソコンのスペックが低かったり、通信速度が遅かったこともあって、PDFでの商品提供が一般的でした。
今でもPDFは使われていますが、それに加えて動画による商品提供がポピュラーになってきています。

コンテンツとは「価値がある情報」のことです。
アナタ自身の知識、ノウハウ、経験したことなどの中に、他人が「お金を出しても知りたい」というものがあれば、何でも商品化することが出来ます。

「自分には売る知識やノウハウが何もない」と思う方もいるでしょう。
そのような方は、知り合いから「お金を払うから手伝って!」とか「ご飯をごちそうするから教えて!」と言われたことが無いか考えてください。
アナタにとっては「当たり前」のことであっても、その分野に見識が無い人からすると「お金を出しても知りたい」情報です。

コンテンツ販売は、アナタ自身が商品を作成するわけですから、商品の作成に時間はかかりますが仕入の資金は必要ありません。

コンテンツ販売において重要なのは、商品の作成より「集客」です。
集客をして、お客様の声を聞いて、必要な人に必要な商品を勧めて売れないわけがありません。

筆者が初めてコンテンツを販売したのは2003年のことですが、ホームページ、ブログ、メルマガの3つを使って集客した結果、58,000円という高額であったにもかかわらず、ピークでは1ヶ月で20本以上の販売実績がありました。

この商品に関して言えば、全ての購入者が、ブログやホームページからメルマガに登録して、メルマガを読むことで納得したうえでホームページの購入ページから購入するという流れでした。

コンテンツ販売に関しては社会問題になったこともあります。
特に投資やギャンブル、あるいは起業に関する分野など、いわゆる「お金が稼げます」系の商材の中にはインチキ商品が多く出回っていたのも事実です。

こういったインチキ商品であっても「プロダクトローンチ」という手法を使えば簡単に売ることが出来ます。
逆に言えば、真っ当な商品は「プロダクトローンチ」を使わなくても売れます。

また、「プロダクトローンチ」を使って販売されているのが全てインチキ商品だとは限りません。
アナタが「プロダクトローンチ」を使うかどうかは、結局のところ「アナタ次第」といったところでしょう。

その他

筆者は、ほとんどのインターネットビジネスを試してきました。
そして、自分に合っているものだけを継続し、自分に合わないものはスグにやめてしまいました。
とはいえ、取り組んだことがないものもたくさんあります。
やったことが無いものについて、ここで説明することはできません。
したがって、筆者が取り組んだことがないものを列記しておきます。

◆TwitterなどのSNSを使ったアフィリエイト
◆YouTubeなどの動画サイトを使って広告収入を得るビジネス
(YouTubeとメルマガを使った「集客」は実践しました)
◆Amazonを使った電子書籍の出版
◆Facebook広告を使った集客
◆LINEとYouTubeを使った「プロダクトローンチ」

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