ビジネス選定は、最初の課題であって最も重要なことです。
いくら能力が高くても、ビジネス選定が間違っていたら絶対に成功はしません。
というか、能力が高い人はビジネス選定で失敗をしないものです。

それと「頑張ればなんとかなる」とか、「自分ならできる!」といった根性論的な思考は今すぐ捨て去って下さい。
難しいビジネスに挑戦するより、成功しやすいビジネスを選んだ方が良いに決まっています。

具体的にどのようなビジネスが良いかというと、これは時代によって変わります。
しかし、取り組むべきではないビジネスは時代に関係なく共通しています。
なので、あえて「取り組んではいけないビジネス」をとりあげます。

時代の流れに合っていないビジネス

まずは、時代の流れに合っていないビジネスです。
例えば、今の時代に町工場を始める人がいるでしょうか。
これは決して町工場を批判しているのではありません。
既にある町工場が無くなったら、多くの工業製品が作られなくなります。

今から町工場を創業してはダメだと言っているのです。
銀行から借金をして設備をそろえて始めても元を取るまでに倒産する可能性が高いということです。

インターネットビジネスにおいても、いまどき無料ブログで稼ごうとするのは時代の流れに合っていませ
これも無料ブログを否定しているのではありません。
ライティングのスキルをアップさせるのに無料ブログは最適です。
ただ、検索エンジンで上位表示されにくい無料ブログを使って収益を得ることは極めて困難な時代になっています。

かつて流行った中古本のせどりについても同じことが言えます。
Bookoffで仕入れた本をフリマアプリで売ったところでビジネスとしては成り立たないでしょう。

「これは」と目を付けたビジネスがあったら、そのビジネスがライフサイクル(導入期→成長期→成熟期→ 衰退期)のどの位置にいるかを必ず確認して下さい。
衰退期はもちろんのこと、成熟期に入ったビジネスに新規で参入するのは時間の無駄です。

誰かが新しいビジネスを考案します。
そのビジネスが流行り始めたとき、すなわちライフサイクルの成長期に入ったばかりの時というのは、誰がやっても稼ぎやすいものです。

なぜかというと、まだ競合が少ないからです。
最も利益が出しやすい時期です。
ここでしっかり利益を確保して、お金をプールしておけば、次の展開が非常に楽になります。
これが成熟期に入ると、続々と参入してくる競合のおかげで業界が活性化するので、先行者は何もしなくても稼げる状態が続きます。

しかし、成熟期に入って参入した競合は実績が無いので苦しむだけです。
つまり、成熟期に参入したのでは遅いということです。

筆者が初めてコンテンツを販売したのは2003年のことでした。
ヤフオクを使ったコンテンツ販売は2000年頃からありましたが、自分のサイトでコンテンツを販売する方法が活発になったのは2002年頃のことです。
当時は1冊のPDFファイルや1枚のCDが1万円~2万円で販売されていましたが、中には5万円くらいの商品もありました。
ちょうど導入期から成長期に変わる時期だったのでしょう。

2003年に参入した筆者としては、少し「乗り遅れた」感はありましたが、メルマガを発行すれば必ずその日のうちにれるという状態でした。
そのメルマガも「まぐまぐ」をいう無料メルマガで充分でした。

2011年頃、FacebookやTwitterの導入期が訪れました。
2012年~2017年が成長期だったように思います。
いまでもFacebookでは利用者の属性に合わせた広告が流れてきますが、当時のように投稿に商品の案内をする人はほとんどいなくなりました。

FacebookやTwitterが成長期~成熟期にあった頃、LINE@という企業や店舗向けのサービスが出てきました。
しかし、LINE@は成長期に入ることなくLINEに統合され、2020年にサービスを終了しています。

常に情報に対するアンテナを張っておき、新しいビジネスを見つけたら、とりあえず確認して参入できるかどうかを検討することをお勧めします。
参入するならブレイクする前です。
ブレイクしてしまったら出遅れなので、別のビジネスを探した方が良いでしょう。

需要がないビジネス

筆者は1999年頃からヤフーオークションでインターネットビジネスを始めましたが、元手は0円でした。
不用品を売ったり、粗大ごみから持ってきた使えそうなものを綺麗に手入れして出品するわけですから元手はかかりません。
当時はこんなことでもアルバイトをするより稼げましたが、今の時代では難しいでしょう。

一昔前までは、手紙を書くときに漢字を調べるのに辞書を使っていました。
しかし、現在ではスマートホンを片手にGoogle検索をするだけでスグに調べることができます。
しかも、その検索もキーボード入力ではなく音声入力ができるようになりました。
というか、手紙に限らず手書きで文章を書く機会がほとんどなくなりました。

当然、辞書の需要は下がります。
実際、電子辞書が売れなくなりました。

旅行に行こうと思った時に、書店でガイドブックを買うことなどまずないでしょう。
旅行者向けのガイドブックも売上を落としているそうです。

ビジネスにおいては、自分が得意なことや好きなことに取り組むということが大前提で重要なことですが、そもそも市場に需要が無いビジネスに取り組んでも成功は難しいです。
自分の思いよりも、時代の流れに合ったビジネスを選んで下さい。

とても大切なことなので繰り返しますが、時代の流れに合わない、または需要がないビジネスを選んでしまうと、どんなに才能があっても、どんなに体力や精神力があっても失敗します。

頑張れば多少の利益が出るかもしれませんが、人のリソース、つまり体力や精神力は限られています。
その限られたリソースをいかに効率的に利益に結びつけるかを考えなければなりません。
「自分だったら成功する」と考えるのではなく、「誰がやっても成功する」ビジネスを見つけて下さい。
その中から自分に合ったビジネスを探すのが得策です。

需要があるかどうかを判断するためのポイントを4つ紹介しておきます。
まず、商品を4つのカテゴリーに分けます。
1.お金に関すること(給料、預貯金、投資、ギャンブル、借金など)
2.仕事に関すること(就職、転職、アルバイト、起業など)
3.人間関係に関すること(恋愛、家族関係、性に関すること)
4.健康に関すること(サプリメント、健康器具、医者選び)

このカテゴリーはお互いに関係し合っていることが多いので、どのカテゴリーに入れるかを迷うはずです。
例えば、給料という「お金」は「仕事」や職場の「人間関係」に絡んでいるのが一般的です。
また、「健康」のためにジムに通うには「お金」が必要です。

なので、その商品を誰に買ってもらいたいのか、どういったアプローチで、どのようなメッセージを送ればよいか考えて、カテゴリーを決めて下さい。
このカテゴリーが決まらないとお客さんの購買心理がイメージできません。

次に、考えるのが次の4項目です。
1.それがないと困るか?(食料品、酒類、スマートホン、パソコンなど)
2.それがないと楽しめないか?(動画配信サイト、ゲーム、レジャー用品など)
3.それがあると便利になるか?(時間短縮ができるもの、仕事の効率が上がるものなど)
4.それがあると悩みが解消されるか?(身体の悩み、人間関係や男女間の悩み、お金の悩みなど)

この4項目に当てはまらないものは「売るのが難しい」商品です。
何も売れない商品を選ぶ必要はありません
例えば、いまどき電子辞書や旅行者向けのガイドブックを選んだらビジネスとしては成り立ちません。

この2つのステップを参考に、需要がある商品を探すようにしてください。

初期投資が必要なビジネス

筆者は 0円からスタートして、利益をビジネスに投資していました。
さすがに、今の時代に0円は難しいです。
しかし、数千円程度もあればとりあえずビジネスをスタートすることは充分可能です。
これを、自分の思いだけでビジネスを選んで、最初から何万円も突っ込んでいると失敗します。

というか、そもそもビジネスは失敗の連続なのが普通です。
最初からヒットを飛ばせたら良いのですが、そのようにラッキーなことは稀です。
だからトライアンドエラーを繰り返しながら軌道に乗せていくわけです。

リアルのビジネスを立ち上げようとすると、何をやるにしても50万~100万円の開業資金が必要です。
飲食店だと最低3,000万円、ちょっと立地の良いところにお洒落なお店を構えようとしたら、平気で5,000万円以上かかります。

これをサラリーマン時代の貯金や退職金、あるいは借金で賄ってスタートするから、失敗したときに辞めることすらできず、結局は自己破産する羽目になるわけです。

飲食店に限らず、初期投資が必要なビジネスには手を出すべきではありません。
そして、インターネットビジネスにおいても初期投資が必要なビジネスには取り組まないで下さい。
借金など論外です。

なお、インターネットビジネスを学ぶためにクレジットカードを使って、有料講座などを受講することに問題はありません。
自分への投資は一切しないで、かき集めた無料の情報だけで成功しようとするのは虫が良いだけではなく、時間の無駄です。

ネットに氾濫している玉石混交の情報の中から、本当に使えるものを集めるのにどれだけの時間が掛かるでしょう。
失った時間は取り戻せません。
ですから、「使える情報」は有料なのです。
買った情報をもとに、初期費用を掛けずに取り組むのが賢いやり方です。

人を雇うビジネス

インターネットビジネスも、業務を拡大するにあたっては、人を雇った方が良いことがあります。
しかし、最初は全て自分でやるべきです。
そして、小さな利益がでたら、そのお金で人を雇ったり業務を外注したりしてください。

人を雇うと必ず人件費がかかります。
そして、人件費は売上げ金を圧迫します。
人件費は売上を倍増させるために投入するものです。
人を雇わないと軌道に乗らないビジネスには手を出さないで下さい。

集客のイメージが出来ないビジネス

ビジネスは集客に始まり、集客に終わると言っても過言ではありません。

集客さえできれば、商品が無くても売れてしまうことがあります。
これは極端な話ではありません。

リアルのビジネスに目を向けてください。
大勢の人が集まっている巨大なショッピングモールに行っても、世の中にあるすべての商品が陳列されているわけではありません。
欲しい商品が無いことはよくあります。

しかし、売り切れていても、注文して取り寄せてもらうことは出来ます。
発売前の商品であれば予約購入が出来ます。
目当ての商品が無くても店内を回っていたら、もっとより良い商品が見つかるかもしれません。
目当ての商品は別のお店で買うことにして、目についた全く関係ない別の商品を買って帰ることもあるでしょう。

つまり、人さえ集まれば何かが売れるわけです。

これが現実なのに、集客のイメージが出来ていないのにビジネスを始めようとする人が大勢います。
集客より商品の方を先に考えてしまうんですね。

確かに、ビジネスを成功させるには、商品へのこだわりや、描いているビジョンやミッションなども重要な要素です。
しかし、集客ができていなければ、それらはすべて絵に描いた餅になってしまいます。

どんな人に、どういった経路で、どこに集まってもらうか?
例えば、
「どんな人に」というのは、主婦、サラリーマン、OL、学生、フリーターといった、社会的な属性であったり、年齢層などです。
「どういった経路で」というのは、検索エンジンの検索結果、SNSの投稿、ブログの記事などです。のか、
「どこに集まってもらうか」は、買ってもらうのが目的ですから、当然ランディングページです。

その他、商品紹介を含む動画を作成してYouTubeで公開して、概要欄に貼ったリンクからランディングページに誘導するという方法もあります。

人が少ないところで商売するより、YouTubeのように人が大勢集まっているところで商売する方が効率が良いのは誰にでもわかることです。

集客で最も簡単なのは、すでに人が集まっているところで商売をすることです。
例えばAmazonやフリマアプリへの出品です。
手数料はかかりますが、すでに集客の仕組みが整っているので、商品紹介の文章さえキチンと書けていれば間違いなく売れます。

こういったサービスでは決済までやってくれるのが普通ですし、Amazonに至っては商品管理から発送まで引き受けてくれるので全く手間がかかりません。

自分で集客するか、他人に集客してもらうかだけの違いです。
いずれにせよ、集客のイメージができないビジネスは取り組むべきではありません。

利益が出るまでに時間が掛かるビジネス

利益が出るまで長い期間がかかるビジネスは避けてください。
これも大切なことです。
普通の人だと、3週間以内に結果が出なければ挫折する確率が高くなるそうです。
また、よほど意志の強い人でも3ヶ月が限界で、その間に結果が出なければ諦めてしまうそうです。

このことは、アメリカのハーバード・ビジネス・スクールが発行する研究誌(Harvard Business Review )と、同じくアメリカの心理学者マシュー・ムラベンの研究結果で発表されています。
したがって、あながち根拠が無いこととは言えません。

確かに、「石の上にも三年」という言葉があるように忍耐も大切でしょう。
しかし、変化が激しいインターネットビジネスの世界で3年間も同じことをしていては、取り残されてしまいます。
そして、本来なら稼げるはずのビジネスもライフサイクルが衰退期に入ってしまう可能性があります。

何よりも大事なリソースは「時間」です。
その時間を浪費しないためにも、ビジネスを選ぶときは3週間以内に結果が出るかどうかをしっかり見極めて下さい。
そして、3週間ほど全力で取り組んで結果が出なければ、そのビジネスはアナタに向いていなかったと判断して次のビジネスに進んで下さい。

最初の結果が大きなものである必要はありません。
筆者もそうでしたが、実際に成功した人たちを見てみると、いきなり最初から大きな成功を収めた人はほとんどいません。
小さな結果から得た自信を元にそのビジネスを成長させていった人ばかりです。

よく「ビジネスは重たい車輪を回すようなものだ」と言われます。
大きな車輪を回すためには、最初に思いっきり大きな力を掛けなければなりません。
そして、一旦回り始めた車輪は大した力を加えなくても回り続けるようになり、逆に回転を止めるのに苦労をするくらい勝手に回るようになります。

インターネットビジネスにはさまざまな種類がありますが、最短で1~2日、通常でも1週間程度で利益が出るビジネスがいくつもあります。

利益率の低いビジネス

利益率が低いビジネスも避けましょう。

せどりなどの転売ビジネスでは、多少なりとも在庫を抱えるわけですから、最低でも粗利(売値‐仕入値)が売値の30%を超えるように設定して下さい。
一つの商品が売れたときに1,000円以上の粗利が取れないビジネスは続かないと思った方が良いです。
逆に考えると3,000円以上の価格で売れない商品は他人に任せて、アナタは手を出さないことです。

アフィリエイトの案件を選ぶときは、報酬が3,000円以上のものを選んで下さい。
報酬が300円の案件と3,000円の案件を比べると、300円の方が売れやすいのは確かです。
しかし、報酬が10倍になったからといって難易度が10倍になるわけではありません。
コピーライティングを学べば、工夫次第で何とでもなります。

その点、コンテンツ販売はアナタ自身が商品を作って売るわけですから粗利率は100%です。
在庫を抱える必要もありません。
価格もアナタが自由に設定できます。
しかし、販売手数料や決済手数料が必要です。
また、広告を打つ必要もあります。

コンテンツ販売では、この広告費に負けない価格を設定する必要があります。
そのためには、「顧客獲得コスト」と「LTV(ライフタイムバリュー)」という考え方が必要になってきます。

いずれにせよ、利益率の低いビジネスに手を出してはいけません。

利益率の低いビジネス、すなわち費用対効果が悪いビジネスに手を出すと、作業を自動化したり外注することに投資ができないので、いつまで経ってもビジネスが成長しません。

その結果、アナタ自身がいつまでも「作業員」として単調な作業を続けることになります。
つまり、時給制の仕事をしているのと同じになってしまいます。
安売りは他の人に任せて、アナタはできるだけ利益の高い商品を扱って下さい。

興味が無い分野のビジネス

他人が取り組んでいるからという理由だけで、興味が無い分野のビジネスに手を出すことはお勧めしません。
やはり、アナタ自身が興味を持てるビジネス、特に得意な分野で取り組むことが大切です。
その方が長続きするだけでなく、利益を伸ばすことにもつながります。

昔から「好きこそものの上手なれ」と言われるように、自分が好きな分野であれば寝食を忘れて没頭しても苦になりませんし、上手くいかなかったとしても新しい知恵が湧いてくるものです。
当然、成功する確率は高くなります。

また、ビジネスでは価格の相場観が求められる場面がよくあります。
インターネットビジネスでは価格の変化が頻繁に発生します。

例えば、アフィリエイトの報酬単価は同じ商品だからといっていつまでも同じではありません。
転売ビジネスにおいても、相場価格を間違えると売れ残ったり、逆に安売りをして利益を逃したりします。
また、仕入れ価格を見誤ることもあります。
これが好きな分野のことであれば、割高感や割安感がある程度は肌感覚で分るでしょう。

インターネットビジネスは単調な作業の連続なので、楽しみながら取り組むということも大事なことです。
とにかく、アナタ自身が興味を持てる分野のビジネスを選んで下さい。

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